ぐるっとひとまわり。+α　【お渡し編】

こんにちは、銀座店コンシェルジュ三宅です。

だんだん朝夕と寒くなり、日一日と秋めいてきています。
街の街路樹が色づいてくると、風は冷たくても心はぽっと暖かくなりますよね。

本日ご紹介したいお客様、題名でお分かりの方もいらっしゃるでしょうか？
今まで、【お打合せ編】【フィッティング編】　とご紹介させて頂いた
中村　篤人様　千絵様がついにお渡しの日を迎えました。

当日、お仕事の後にいらしたお二人。
『朝からそわそわして、仕事に身が入りませんでした』と千絵様。
実はわたくしも完成したリングが届いてから、早くお二人に見せたいとそわそわしておりました。

それでは、こちらがお二人がお作りになったリングでございます。

木目の部分は篤人様こだわりの色、プラチナ・ホワイトゴールド・シルバーの白系３色です。
フチは段差をなくし、それぞれの個性を出しつつもさりげない印象に、波の起伏はそれぞれの好みに合わせて...、

わたくしの言葉だけでは、お二人の想いを伝えきれないと思いますので、お二人のお言葉をどうぞ♪
　　　■なぜ、当工房でリングを作ろうと思ったのですか？

　　　■デザインでこだわった点を教えてください。

　　　■完成したリングを見て、また着けた感想を教えてください。

着けた時から『おぉー！指になじむ！！』と、
大興奮のお渡しでした。

外側はもちろん、内側にも素敵なこだわりがあるんです。
それは、縦書きと家紋。

中村家に伝わる【丸に九枚笹】という家紋をお二人のリングの内側にお入れしました。
『家紋なんてわからないなー』と、仏壇の写メールを篤人様にお持ちいただき、一緒に家紋辞典で探した日がなんだか懐かしいです　＾ェ＾

竹は百年に一度、花を咲かせると、枯れてゆくという不思議な植物だそうです。
竹は根強く、繁殖力も強く、風雪寒暖にも強い。その強さが好まれて、家紋として採用され現代に至ります。
まさに縁起物、その強さはまるでお二人の絆を表しているかのようですね。
縦書きの漢数字にも相性ばっちりです

６月の打ち合わせより、続いていた【ぐるっとひとまわり+α】もいよいよ完結です。
中村様にお会い出来なくなるのは寂しくもありますが、来年のお式の前にはリングのクリーニングでお会いできるのが今からとても楽しみです。
（杢目金屋のリングは生涯補償により、リングのクリーニングは一生涯何度でも無料で行っております♪）