結婚1年目の記念の日に、リングの『お渡し』がありました。
いつもはお客様に『お渡し』をする側ですが、今回は受け取る側です。
そう思うと少し緊張してしまい、その日ばかりは名古屋店の雰囲気も違って見えました。
こちらが、完成したマリッジリングです。
彼がこだわったのは「シンプル ・ 白」。
私のこだわりは、ゆるやかな「V字」のカーブとピンクゴールドです。
母のマリッジリングがV字だったためか、小さな頃から
「マリッジリングはV字なんだ!」という思いがありました。
今思えば、V字のリング=憧れだったのかもしれません。
ピンクゴールドは、はじめてプレゼントされたピンキーリングの色です。
また「葉桜」が大好きなので、
☆グリーンゴールドで『葉』 ☆ピンクゴールドで『桜』 としました。
たくさん迷って、こだわって、作ったこだわりのリング。
すごく、すごく大切な宝物となりました。
職人や、名古屋店の仲間、
たくさんの人に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、マリッジリングという
お2人の『絆』を作るお手伝いができることは
本当にしあわせなことだと、より実感致しました。
あまりにも嬉しくて、お渡しの日は5分に1回はリングを見ていました。
木目の模様は、見れば見るほど深みがあり飽きません。
自宅では、木と陶器トレーを用意して飾っています。
白い陶器にリングを乗せると、色がパッと輝くような気がします。
内側に入れた家紋も格好良く、気に入っています。
お互いに、仕事中にリングをつけることはありません。
無くさないようにと、お揃いの小型のお財布を用意して
仕事中はそこへ保管しています。
中にはお渡しの日にもらったお手入れの布を入れ、
いつでもリングをピカピカにできるように、
また、がま口の金具に当たって
傷がつかないように固定しています。
木目金への愛はとどまるところを知りません。
あふれんばかりです。
お客様がおっしゃっていた
「マリッジリングのことを聞かれると、ずっと語ってしまう」
という気持ち、心底わかりました。
先日、リングに映った青空にハッと致しました。
木目模様が雲のようで、その間に見える青空がすごく美しかったのです。
まだまだ、色々な表情を2人で発見していけそうで楽しみです。
※仕事中にリングは付けていませんがもしも見てみたいというご要望がございましたら、お気軽にお声をおかけください。
『指輪制作便り』はこちらの記事で、完結です。
少々、文章が長くなりました。お付き合いいただきありがとうございます。
これからも、指輪を作った経験を活かし、
一期一会の気持ちを大切に、たくさんのお客様に素敵なリングをお届できるよう
名古屋店コンシェルジュ共々、がんばっていこうと思っておりますので、
よろしくお願い致します。
名古屋店 千葉
【これまでの記事はこちら】
★指輪制作便り 001 『打ち合わせ』 http://mokumen.exblog.jp/9080335/
★指輪制作便り 002 『ハガキ』 http://mokumen.exblog.jp/9519455/
★指輪制作便り 003 『フィッティング』 http://mokumen.exblog.jp/9868663/
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