今回は、以前に名古屋店のブログでもご紹介したことがございます
「家紋」についてお話をさせて頂きます。
杢目金屋では、お2人のリングの内側または外側に
家紋をお入れすることができます。
今までお越し頂いた方の中にも、家紋をお入れしたかたは数知れず…
とはいえ、家紋は皆様それぞれです。
さて…お客様のリングに家紋をお入れしております
杢目金屋でございますが、名古屋店のある場所に家紋がございます。
これは杢目金屋名古屋店のある部分に仕様されております
古い扉でございます。
私、恥ずかしながらつい最近まで気づいておりませんでした…
扉の合わせ目の金属が家紋になっております!!
この家紋、「五瓜に三階菱」と申します。
家紋にはそれぞれ深ーい由来がございます。
周りを囲んでおります瓜は胡瓜などの切り口を連想しますが、
本当は地上の鳥の巣を表現したものとされているのだそうです。
鳥の巣は子孫繁栄を意味し、神社で用いる御簾は吉祥であるということから
めでたい紋とされているそうで、織田信長を代表として家紋とした武家は多くあるようです。
瓜の中にございますのが三階菱でございます。
菱は紋様としては飛鳥時代からすでに使われており、
家紋としても平安時代には成立しているほ歴史のあるものなのだそうです。
こちらは、武田家の縁の深いもののようです。
なんだか、家紋の由来をたどることで
この扉を、どんな人が使用していたのか。
と、想いがめぐりました。
名古屋店のお越し頂いたことのある方は
もしかしたら、この家紋のある場所はおわかりかもしれませんが
皆様、名古屋店にお越し頂いた際は、是非探してみてください!!
歴史ある古民具とともに
お2人のお越しをお待ちしております。
名古屋店 山崎
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