「木目金」は江戸時代に考え出された、伝統的な技法でございます。
江戸時代は、今で言う「エコ」が生活に自然と取り入れられていた時代です。
生活に使った油や、物を燃やした灰などを、用途を変えて再利用するといった、
ゴミの少ない、環境に優しい社会でした。
杢目金屋では、そういったエコロジカルな精神を大切にしたいという思いから、
「チームマイナス６％」に参加し、リング制作には
「グリーン電力」という二酸化炭素を排出しない電力を水力発電し、
使用しております。

今回ご紹介させて頂くお二人は「携帯my箸」をお使いになっていらっしゃる、
つか様・あき様のお二人でございます。
杢目金屋のリングにお決め頂いた理由を伺うと、
「江戸時代からの伝統と文化を常に身に付けていられることに魅力を感じて」
そして「決め手はチームマイナス６％に参加していること」とおっしゃってくださいました。

そんな環境への関心が高く、自らも実践されているお二人のリングは。。。

甲丸という表面に少し丸みがあるリングで、お指に沿う緩やかなカーブが、一層柔らかい印象を醸し出しております。細身のリングに繊細な杢目の模様が本当に美しく、木の節のような玉杢と呼ばれる模様が、味わい深く出ている素敵なリングでございます。

そんな素敵なお二人のリングですが、さらにお二人のこだわりが内側に。。。

ご覧ください！かわいい『ぶたちゃん』！
実はこれは、つか様がデザインされたものでございます。
お二人がお付き合いされる中で、何かと「ぶた」にご縁があったとのこと。
また、「本物のぶたは横から見ると笑っているように見えるんです♪」とお二人。
なるほど！確かに！
そんなお二人の思い出や、幸せな笑顔といった想いがたっぷり詰まった『ぶたちゃん』。
そんなお話を伺っていると、最初に図案を拝見した時の“かわいい！”から“愛おしい”という印象に変わってまいりました。
また、「いつも元気」というお言葉には、
お二人の｢これからもそうでありたい、という希望と目標｣がギュッと込められているとのこと。
この言葉と『ぶたちゃん』を見ると、思わず笑みが浮かび、
元気が湧いてくるような気がいたします★

最後にお二人のリングへの想いをお伺いいたしました。
「一から考えながら創る指輪。この指輪には、その考えや言葉、気持ちのひとつひとつが込められていると感じます。
伝統や文化、そして自分たち、職人さんやコンシェルジュさんの気持ちの全てが込められている指輪。良い意味でズシリと重く感じています。
そんな貴重なものは滅多にないので、巡り逢えたことに喜びを感じています。」

つか様・あき様、大変嬉しいお言葉　本当にありがとうございます！
お二人の想いやこだわりを、ギュッと込めて頂けたからこその“重み”。

また、木目金という文化や職人の想いも感じて頂き、嬉しく存じます。
こちらこそ、お二人に巡り逢って頂けたことに、本当に感謝いたしております。

寒い日が続いておりますが、「いつも元気」を合言葉に、
これからも笑顔に満ちた日々を送られますよう、心よりお祈りいたしておりおます。

大阪店　湊