5月ももう終わろうとしていますね。
6月は梅雨の季節。
雨降りは憂鬱だなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
雨には、どことなく心を落ち着かせる不思議な作用があるような気もいたします。
雨音を聞いていると、ちょっと気持ちが静まってくる…、
そんな感覚ってありませんか?
日本人の情緒深い感性にも響く、雨の季節。
そんな雨にちなんだ美しい言葉が、日本語にはたくさんございます。
雨だれ、五月雨(さみだれ)、雨模様、時雨(しぐれ)、通り雨、春雨、氷雨などなど…。
「梅雨」というのも梅の雨と書く、とても美しい言葉ですよね。
その語源は諸説あるようですが、
「梅の実が熟す頃の長雨」という説が有力と言われています。
中国語では「メイユー」と読むそうですが、
日本で「つゆ」と呼ばれるようになった由来は、「露(つゆ)」からと考えられていたり、
まだまだ梅雨の語源は諸説が多く、謎の部分も多いそうです。
さて、なぜ今日はこんなお話をしているかといいますと…。
杢目金屋でお作りしている木目金のリングの中に、
ダイヤモンドが一粒入っているリングを見た時、
そして、それが自然の陽の光を受けて、きらりと輝いた時、
ちょうど、雨上がりの木の地肌に伝うしずくがキラッと輝いたように感じたのです。
木目金のリングは、リングの中に自然な木目模様が現れる美しいリングです。
自然の情緒や、豊かさを感じて頂ける数少ないリングだと思うのですが、
そのリングの表面に陽の光が反射した時に見えるお色の美しさは、
是非ぜひ間近でご覧頂き、そして感じて頂きたいものでございます。
そんなリングにきらりと光る一滴(ひとしずく)。
毎日ご覧になり、お指につけて頂くマリッジリングに、輝きがひとつ。
雨とは本来、生命をはぐくみ、地上に恵みをもたらすもの。
リングの中にも空からの恵みをひとつ。
そんなリングを眺めているだけで、ちょっと憂鬱な雨降りでも、
思わず微笑んでしまうような、
少し心晴れやかな、清々しい気分で過ごしていただけるのでは…。
お二人の人生の中でずっと身近にあるマリッジリングの中に、
お二人の時間の流れを、そして自然の移ろいも垣間見る事が出来る木目金のリング。
木目金という、自然の風情を魅せるリングだからこそ、
美しい輝きを放つダイヤモンドでさらなる演出をしてみてはいかがでしょうか?
大阪店 細山
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