関西ではまだ梅雨が明けやらず、記録的な遅さになるという観測も出ております。
ですが、明日からは8月。私の中ではもぅ夏が到来しております!
夏の風物詩といえば、何が思い浮かぶでしょうか?
すいか、かき氷、冷し中華……食べ物ばかりですね☆
他にもたくさんございますよね。海、ひわまり、ゆかた、そして花火!
手持ち花火も風情があり素敵ですが、
打ち上げ花火はまた格別!
いくつになっても音が聞こえてくるだけで、
ワクワクしてしまいます。
花火を見ている人たちの顔は、皆キラキラしていて、大勢の人を一瞬にして幸せな気持ちにできる
花火はすごいなぁと思います。
この、夏の風物詩となっている花火。
歴史は古く、200年頃中国で狼煙として使われていた火薬がその原点と言われています。
観賞用としての花火が作られたのは、1400年頃ヨーロッパ。
そして日本に火薬が伝来されたのは1543年の種子島に鉄砲が伝わった時のことで、
当時の花火は筒から火の粉が舞い散る程度の物でした。
花火の文化が華開いたのは江戸時代。 1659年、鍵屋弥兵衛という人物が江戸に上京し、
花火を製造し始めます。
その後商人達の間でブームになり、花火の文化が江戸に広まりました。
そして8代将軍吉宗が、両国川開きという初めての花火大会を行いました。
やがて、明治時代に彩色光剤が輸入されるようになると、色とりどりの花火が生まれました。
現在、日本では、安全のため製造から消費までが法律によって規制されており、打上げ花火を揚げられるのは、「煙火打場従事者」の資格を持った花火師と呼ばれる方々です。
花火について見ていると、なんだか木目金と似ている部分が多い気がしてまいりました。
どちらも花開いたのは江戸時代。
花火は
専門の職人・花火師が打ち上げ、夜空に打ちあがるひとつひとつが心に響き、残る。
風向き・天候・花火玉の出来など様々な条件から、二つとして同じ花火は上がらない。
花火の美しさは形、煌き、微妙な色合い。
木目金は
専門の職人・木目金師がお作りし、お二人のお指に輝く一生物となる。
手作りだからこそ、木目の模様や彫りは二度と同じものは生まれないお二人だけのもの。
木目金の美しさは様々な色の金属が織りなす独特の表情、色合い。
金属特有の光沢、輝き。
先日、お打ち合わせさせて頂いたお客様に、
「私も一緒になってリングを作っている気分です♪」とおっしゃって頂きました。
そのお言葉をお伺いし、とても嬉しくなりました!!
木目金は木目金師と呼ばれる専門の職人によって作り出される技術・芸術。
金属と火を巧みに操る中で現れる、一瞬の美しさ・模様を表現し、
職人は誇りを持って、精一杯心を込めてお作りさせて頂いております。
全く同じものは生まれないからこそ、
偶然ともいえる、金属の融合が織りなす輝き・美しい表情が、
私達の心を捉えて離さないのかもしれません。
そして、そんな木目金のリングはお二人が一生身につけられる大切なお二人のもの。
リングの制作は、お二人のご希望を伺う所から始まっています。
ぜひ、お二人の想いを ぎゅう~っとたっぷり込めて頂き、
世界に一組だけのリングを 「一緒に」 お作りください。
私どもコンシェルジュはお二人の想いを形にするお手伝いをさせて頂き、
お二人と職人との架け橋となれれば幸いでございます。
杢目金屋では、最初のお打ち合わせ以外にも、制作途中にお足を運んで頂き、
お二人に重要~なお仕上げの方法をお決め頂く機会も設けております。
お作りさせて頂くひとつひとつの段階がお二人の心に残り、
お二人のお指に、花火のような大輪の花を咲かせ、
そして永遠に輝くリングとなりますように。。。☆
大阪店 湊
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