こんにちは!
秋も深まり澄み切った青空が気持ちの良い季節となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
大阪ではお天気の良い日はまだ風にもさわやかさが感じられ、
もう11月も半ばであることをついつい忘れてしまいそうです。
少し先の予定を思って過ごしている時には、
時間が長く感じたり、短く感じたりするものですが、
リングの完成をお待ちの方は、「まだ11月」と、
待ち遠しく思われていらっしゃるのではないでしょうか。
木目金の技術が生まれた江戸時代の人々は、
秋になると深みを帯びる木々や花、旬の木の実の色などを
”秋の色”とし、それを衣類や食など身の回りのものに取り入れて
楽しむ事を粋としていたそうです。
これは現代にも受け継がれている季節の楽しみ方でございますね。
季節によって変化する夜明けや日暮れを基準に生活していた時代。
身の回りの季節の変化を敏感に感じ取り、
楽しみながら季節に寄り添って生活してゆく事は、
ごくごく自然で、また必要な事だったのでしょうね。
木目金は、素材となる金属と語り合うように、
それぞれの繊細な動きを丁寧に読み取りながら一つ一つ手作りで作られます。
やさしく緩やかな木目模様は、葉の色の変化にも趣を感じる
豊かな感性があったからこそ考え出された技法なのかもしれません。
杢目金屋は、これからご夫婦になられるお二人の感性やこだわり、
お気持ちなどを込めて世界で一組だけの木目金リングを
お作りしております。
日本独自の伝統の技術で作られたリングを、是非間近でご覧になってみて下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
大阪店 日髙
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