「伝統を伝える使命」
「木目金」は、細部の工程の複雑さ、口頭伝承の曖昧さ、彫金と鍛金の両方の基礎技術があってこその習得は非常に困難なものです。効率と利益ばかりが優先される現代社会の中で、手間と時間をかけ手作りにこだわる杢目金屋のものづくりの姿勢は、今の時代に逆行しているかもしれません。しかし日本が世界に誇るこの素晴らしい金属工芸技術が時代に埋もれることなく、現代の生活の中できらきら輝く存在となるよう提案していくのが、私たちの使命であると考えています。私たちは「木目金」にこだわり続け、一生に一度の大切な結婚指輪というカタチでこれからもずっと伝統のものづくりをご提案していきます。