東京都の取組「江戸東京きらりプロジェクト」の令和二年度のモデル事業として杢目金屋が選定されました。
この取組は江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、東京の「宝物」として光を当て世界に発信していくプロジェクトです。
これまでにも東京を代表するブランドとして、江戸切子などの老舗の他、セイコーウオッチ株式会社、ポータークラシックなどが選定されています。
“Old meets New”をコンセプトに、確かな品質、デザインの美しさはもちろんのこと、現代のライフスタイルに合った新しい提案をしていこうという意欲に溢れる取り組みを厳選し、東京を代表するブランドとして紹介しています。
プロジェクトが目指すブランドのイメージ
★ 海外スーパーブランドに匹敵する品質と美しさがある
★ 同時に、江戸から続く生活や文化の営みが感じられる
★ 「Old meets New」これぞ東京のスタイル!と世界の人々に共感してもらえる
杢目金屋は400年前の江戸時代に誕生した金属工芸「木目金」を用いて東京表参道にある自社工房において職人が結婚指輪を制作しています。
「木目金」の技術は江戸時代の刀の鐔を作る技術として誕生し、中でも江戸時代後期、東京、当時の江戸において鐔工(つばこう)高橋派がその技術をさらに発展させたと言えます。
「江戸木目金」と分類される木目金の技術の完成です。
色の違う金属を重ね合わせ、ひねりや彫りを加えることで繊細で優美な木目金の模様が生まれます。
職人が手作りで制作することで生まれる模様は唯一無二。この特性を活かし、おふたりだけの大切な結婚指輪を制作することで、唯一無二の模様のつながりある特別な結婚指輪をお客さまに提供しています。
さらにはこの一つの模様でできた指輪をおふたり自身の手でふたつに分かち合う結婚指輪「つながるカタチ」を開発することで、伝統技術を用いて制作していながら、体験が思い出として指輪のデザインになる今までにない革新的な結婚指輪を生み出しました。
400年の伝統を継承しつつ「体験する結婚指輪」という現代的な要素を持ったこの結婚指輪はグッドデザイン賞を始め世界3大デザイン賞においてもその革新性を評価されています。
「江戸東京きらりプロジェクト」においても「伝統」と「革新」の魅力にあふれる取組を行っている事業として評価されました。
杢目金屋はこれからも東京を代表するブランドとして「Made in Tokyo」の結婚指輪を世界に発信しつづけます。
東京都報道発表資料:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/12/15/09.html
EDO TOKYO KIRARI WEBサイト:https://edotokyokirari.jp/
東京都が平成28年度から行っている取組。これまでに17の事業者が選定され、令和二年度は杢目金屋を含む5事業が選定されました。
江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、東京の「宝物」として光を当て、その中から意欲ある優れた取組をモデル事業として選定し、新しい視点から磨き上げて、その価値を高めるとともに、さらに効果的なプロモーションにより、世界に発信していく取組です。
また、モデル事業の磨き上げと発信の取組を通して、東京ブランドの確立やものづくりの本場・東京の再興、伝統ある産業の魅力向上、技の継承を目指しています。
【NEWS】東京都主催「江戸東京リシンク展」に杢目金屋も参加しています。
現代美術家 舘鼻則孝氏とコラボレーションし、同氏がデザインしたシューズのファスナー金具を木目金にて制作、展示しています。 >
【NEWS】「婦人画報 4月号」誌面にて杢目金屋が紹介されています >
【NEWS】東京都 EDO TOKYO KIRARI WEBサイトの最新ニュースに杢目金屋「さくらダイヤモンドフェア」が掲載されています。 >