リングの脇役
こんにちは。
あの猛暑が夢かのごとく、寒いですね。
ニュースによると、これまでの10月過去最低気温とのこと。
冬の到来は外に出るのは億劫になりますが、これからクリスマスに向けて
神戸の街も賑やかになってくると思います!楽しみですね。
ツリーやイルミネーションなど冬が楽しくなるものが沢山ありますよね。
個人的には、鍋やおでん、肉まん、熱燗・・・
家の中での楽しみも増えます♪
さて、本日は杢目金屋のリングの完成がきっと楽しみになるアイテム、
リングだけではない、こだわりの小物をご紹介したいと思います。
まず、リングが完成し、お渡しする時には桐箱に入れてお渡し致します。
中に敷いてある生地は、国の指定伝統工芸品でもある加賀友禅の
「花うたげ」と呼ばれる大変華やかで美しい染物でございます。
時季によりお色が少し異なりますので、どんなお色になるか、それも是非楽しみにして
頂けたらと思います。
また桐箱に通してある紐もただの紐ではございません!
「真田紐」と呼ばれ、縦糸と横糸で平たく、さらに筒の様に織ってあり、
茶道具の桐箱の紐や帯締め・帯留めなどにも使われております。
以前は刀の下げ緒や鎧兜着用時の紐にも使われ、伸びにくく丈夫に出来ておりますので
重たいものを吊ったり、しっかりと物を縛ることに使われておりました。
お二人のご結婚当時の想いも、その時のままぎゅっと納めて頂ければと思います!
この桐箱はそのまま、結婚指輪の交換時にリングピローとしてお使いいただくお客様も多く、
結婚式の大事なシーンに登場しているかと思うと大変嬉しく思います☆
そして、こだわりはその他にもリングの保証書にもございます。
保証書の表紙もリングと同じく木目調なのですが、これは本物の木を使用しておりますので、
全て違う木目模様が出て参ります。
リングだけではなく、この様な細部にもお二人だけのものを使用しております!
そして、最後にリングをお持ち帰り頂く紙袋です。
大変シンプルな紙袋ですが、こちらにも
「こだわり」が隠れております。
この袋はのりやホチキスなど接着するものを使わず、
一枚の丈夫な紙を折り紙のように
折っていくことで作られております。
皆様には「へ~」と感心して頂くことが多いのですが、
ある時「前田さんも織れるんですか?」との言葉に、
びくっっと致しました・・・
恥ずかしながら、織り方は分からないのですが、
いつか突き止めようと心に決めております!
この様に杢目金屋のこだわりは、リングはもちろんのこと、
その他の小物まで日本の伝統品を使用したりと、木目金の技術とともに
「和」の素晴らしさをお伝えしております。
店内には、その他にも蔵戸を使ったテーブルや様々な古民具もインテリアとして
置いてありますので、是非ご覧下さいませ!
お待ちしております!
神戸店 前田
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