水の流れを木目金により表現した背景に、海の生物の金属象嵌(ぞうがん:はめ込み)を施した夏を感じる涼しげな作品です。
なんとも童話的でほのぼのとしたデザインです。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。
こちらは新宿本店にて展示している、江戸時代後期高橋派の作と思われるベーシックなグリ彫りの「四つ木瓜(よつもっこう)型」の鐔です。
木瓜とは、瓜に似た小さい実をたくさん結ぶバラ科の落葉低木で、子孫繁栄を祈る意味を込めて用いられることの多いモチーフです。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。
こちらは明治時代後期に東京美術学校(現東京芸術大学)鍛金部教授平田宗幸の弟子の吉田宗入斎によって作られた鯉型の帯留めです。
柔らかく浮き出る木目金の斑点模様が、鯉の姿をよりリアルなものへと昇華しています。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。
こちらは新宿本店に飾られている「六葉(ろくよう)」という骨董品です。
元は神社仏閣の屋根の両端部分の飾りである「懸魚(げぎょ)」の中央に座す美しい飾りで、建物を火災から守るまじないの意味が込められています。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。
明治時代後期に東京美術学校(現東京芸術大学)鍛金部教授平田宗幸の弟子の吉田宗入斎によって作られた浅利型の帯留めです。
ゆらゆらと流れるような木目金の模様が、水面の反射が映りこんでいる様子を思い描かせます。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいという想いから、『木目金作品』や『美術骨董品』をご紹介致します。
これは「盃洗(はいせん)」という江戸の後期から明治までの酒席で使用された、
杯を洗う為に水を入れておく器です。
当時は一つの杯で酒を飲み交わすことにより親交を深める文化があり、
その際に盃洗の水で杯をすすいでいました。
花と蝶の美しい文様が描かれています。蝶の文様は「長」という音と重なるため
「長寿」や、さなぎから美しい姿へと羽化する様子から「復活、変化」「不老不死」などの意味があります。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切 に伝えていきたいと考えています。
店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。
小さな盃ですがずっしりと重く、内側が純銀、外側が銀、赤銅、銅からなる木目金で制作されています。
欧米では代々家に伝わる宝物としての銀食器など、銀は口にする製品に用いられてきました。
木目金の装飾が銀の美しさを引き立てていて小品ながら華麗な作品です。
銀座本店に展示している古材は、神社の屋根を支える部分の装飾です。
建物を火災から守るため、「波」を模した飾りを屋根に懸けて火伏のまじないとしました。 立体的で彫り込みの技法が用いられた素晴らしい伝統建築様式の一部です。
杢目金屋では日本の伝統文化・技術を大切に伝えていきたいと考えています。店舗へいらした際は、店内を是非じっくりとご覧下さいませ。
銀座本店には、迫力のある蟇股(かえるまた)のディスプレイがあります。
蟇股は社寺建築などで用いられる装飾で、シルエットが蛙の股の様に見えることから「蟇股」と呼ばれるようになりました。
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木目金とは、江戸時代初期に誕生した、金属の色の違いを巧みにあやつり、木目の模様を生み出す高度な技術です。
「現代へとつながる伝統の技」「未来へとつながるふたりの指輪」木目金を通してつながるカタチが歴史をつむぎます。